No.38 [肩] 赤と緑の薔薇のタトゥー
今回の症例は、レーザーの中でも一番消えにくい色でもあります、緑・赤
など原色を使ったタトゥーの治療についてです。
いわゆる一般的なタトゥーの色は 黒、紺などが代表的ですが
カラフルに彩った方も大勢治療されています。
このような、カラフルの方達は、黒一色の方と比べ治療来院回数が約2倍ほどかかるとお伝えしております。
どうしても、切除オペなど切るのが嫌な方にとって代替となる治療法です。
写真で見て分かる通り、黒が先に消えていく様子がわかります。
症例No.38
部位:右肩甲骨付近(右肩後方)
色:黒・赤・紫・緑・黄緑
柄:バラ
(途中回数は割愛させて頂きます。)
治療開始前の状態
レーザー治療を続けると一時的な色素沈着が生じてきます。
↓の写真は周囲に色素沈着が出ている状態です。
11回目照射前↓
輪郭の黒色がほとんど消えました。
少し色素沈着が出ていたので期間を半年ほどあけて頂きました。
↓(注:照射前に貼っている麻酔テープのせいで一時的に皮膚がふやけています)
13回目照射前↓
もうほとんど何の形かわからなくなってきました。
14回目の治療前ですがだいぶわからなくなってきましたね。
まだ続ければ薄くなります。初回の写真と比べると
いろの違いが随分と違うことがわかります。
まだまだ消えます。
治療開始後 14回目照射前の写真↓ 初回の写真→
しばらく来院がないので終了しました。
何かの都合で隠す事情があったとき、
右の写真にコンシーラーやファンデーションをぬるのと左の写真にぬるのでは
だいぶ印象が違うはずです。
この方はまだ治療中ですので経過の写真が増え次第また写真を載せていきます。
ご自身が納得いくまで照射通院可能です。
時間がかかってもよいから傷跡を残さずしっかりきれいに消されたい方にとても向いています。