No.18 タトゥーレーザー治療後の処置の仕方について
こんにちは{いれずみナース日記}をご覧いただきましてありがとうございます。
今回は《処置》についてです。
レーザー除去を受けたあとのお肌は、一時的に軽いヤケドを負っている状態
だと思って下さい。
レーザー除去をしたあと院内での処置は
①消毒をし化膿止めの軟膏を塗ります。
②外部に軟膏が付かないようにガーゼで覆います。
③包帯及びテープにてしっかりとめます。
その後、ご自宅で5日間程 毎日交換していただきます。
この時注意して頂きたいのが、
*素手で軟膏を塗るのを避ける。(ヘラやビニール手袋などがあれば理想です。)どうしても素手で塗る場合は事前に石鹸等で手洗いしてください。
*シャワーのとき患部に泡やシャンプーなどが流れないようにする。
*汗やシャワー時にガーゼが濡れた場合は速やかに交換する。
などです。
雑菌が傷口に入ると小さなタトゥーの範囲でも周囲に熱をもったり腫れる原因になります。
化膿すると⇒⇒⇒
→患部が腫れる
→痒みが増す
→掻きこわす
→日常生活に支障がでる
→熱がでる
蜂窩織炎(ほうかしきえん)という怖い病気にもなりかねないので注意したいです。
タトゥーレーザー除去に通院されている方は毎回、患部について水疱ができたか、
かゆみが強くないか等お尋ねしております。
決してご自身の判断で市販薬や美白クリーム等は使用しないでください。
医療機関外で治療されていた方の話をききますと、腫れてもなにもしないといっていて、、驚きます。
テープかぶれをしやすい方も治療の上では大事なことの一つですので細かい指導もいたします。
テープの種類はこちら
治療中でお困りの方も、肌が弱いがこれからレーザー除去をご検討されている方も
遠慮なくお尋ねくださいね。
アトピーの方や、乾癬などでもタトゥーレーザー除去されている方もいらっしゃいますので
まずはご相談ください。