6月, 2016年
No.174 タトゥースタジオで勉強会を行いました。
先日、某タトゥースタジオにて院長と看護師スタッフ数名で
タトゥーについて色々学んできました。
クリニックのスタッフは彫った後のタトゥーしか見たことがないので
タトゥーを彫る手順について1から教わりました。
一番興味があるのがやはりインクについてです。
一つの色だけでも10種類ほどのインクがあり、メーカーや成分なども異なるようです。
撮らせてもらいました。↓ネイルサロンのようですね。
驚いたのが、黒色だけでも数十種類!!
黒色は一つでよいのでは、、なんて思っていたのですが
メーカーや成分・発色などで使い分けるそうです。
絵具みたいに混ぜたりもするとか。
対応していただいた彫り師さん、気さくな方で知識も豊富です。
試し彫りも自ら行っているようです。
例えば赤色の某メーカーのものはアレルギー反応がでてお客様には使用できないそう。
実体験とはすごいです。
刺青を彫った後、かゆみが治まらない、かぶれた、発疹が出た、腫れがなかなか引かない
などで診察にいらっしゃる方もいます。
やはり体質に合わないものがあるようですね。
インクのそのほとんどが重金属を混ぜて作っているようで、インクの成分により身体がアレルギー反応を
起こしているのかなとも思いました。
(このあたりについては今後医師のブログで詳しくご紹介していきます)
彫る機械↓
お忙しい中ご協力頂きましてありがとうございました!
No.173 [腰] 線で書いたつた模様のタトゥー除去
腰のタトゥーは皮膚が厚く、伸び縮みをしますので
下記の症例で切除となると1度では難しく、回数を分けたり傷口が開かぬよう
動作の制限などデメリットがあります。
2回にわけた場合、皮膚がなじむまで1年くらい期間をあけるので
結局2年越しで切除を行うようになります。
レーザーは毎月通うのは大変ですが、日常動作の制限もなく
縫い合わせた跡もないのできれいな仕上がりを望む方は
断然レーザーでの治療をお勧めしたいです。
症例No.173
部位:腰
色:黒
途中色素沈着が出ていて茶色く汚く見えますが腰は出やすいので
強くでてしまった場合は期間をあけてもらいます。
これは個人差があります。
期間を置き、少し茶色い色素沈着が和らぎました。
さらに期間をおきます。
計:約20回
ほぼ終了ですが、最終照射から1年ほど経ちますと
さらにきれいになってきます。まだ気になれば照射できます。
長い間の治療お疲れ様でした。
No.172 [手首] カバーアップ 修正目的のタトゥー除去
今回はカバーアップの症例をご紹介します。
カバーアップとは元に入れてあったタトゥーを活かして上から修正することです。
しかし、うまく元の絵を再利用することが難しかったりする場合
レーザーにてある程度きれいに消したあとに修正をされるほうが
仕上がりがきれいなタトゥーを入れることができます。
症例No.172
部位:手首
色:黒、赤
照射前↓
りんかくなど少しくすんできました。
文字などが読めないくらいになりました。
当院ではご本人が消したい色まで通院できます。
このくらいの薄さになれば上から修正したいタトゥーを彫れそうですね。
こちらが修正後のタトゥーです。
前回の文字などはほぼ確認できないレベルになっています。
このように、カバーアップを目的に来られる方もいらっしゃいますので
まずはご相談ください。
No.171 [上腕] 和彫り広範囲のタトゥーレーザー除去
No.127 [前腕]手首から肘 バラクロスヘビ広範囲のカラフルタトゥー除去
の写真を更新しました!
こんにちは、今回は二の腕から肘下までと広範囲のタトゥー除去についてです。
単色の場合薄い色から先に消えていきます。早いと5回ほどで終わることもあります。
ですが、例外として薄い色だから早く消えるだろうと思っていたら、15回ほどかかった場合もあります。
インクの種類や体質で治療回数は異なってきます。
濃い部分(筋彫りや縁取り)はおおよそ15回前後の治療回数が必要になってきます。
今回の症例は濃い部分や薄いものもあり消え方がわかりやすいと思いますので
ご参考下さいませ。
症例No.171
部位:腕全体
色:黒単色
1回目の照射が終わり、2回目の照射前です。↓
1/3ずつ行います。
6回ほど終了したところです。薄くなって来たら1/2の範囲で行えます。
インクはほとんどわからなくなりました。↓
このあと、少し肌を休めてもらいます。
また写真が揃いましたら更新します。
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